医療講演
山内病院では、地域の皆さまがいつまでも健康で豊かな生活をお過ごしいただけますよう、医療講演会を無料で開催しております。申し込みの必要もありませんので、関心のあるテーマがございましたらお気軽にご参加ください。
医療講演の予定は、病院ホームページ「病院からのお知らせ」より随時ご案内しております。
過去の医療講演の内容を抜粋してご紹介します。
おしりの病気~痔・痔ろうについて~
栗原 雄司 院長
熱中症について~夏場に気を付けること~
火山 由記子 看護師長
講演の第1部では、栗原雄司院長より「おしりの病気」をテーマに、肛門の構造をはじめ、 痔・痔ろうを中心に症状や治療方法などを解説しました。続いて第2部では、 火山由記子看護師長より「熱中症」をテーマに、熱中症に伴う救急搬送状況を示し、 日常生活での注意点、熱中症と思った時の応急処置や救急車を呼ぶ時の判断基準などを解説しました。
総合診療科について
岩部 秀夫 副院長
岩部秀夫副院長より総合診療科について講演しました。総合診療(プライマリ・ケア)について分かりやすく解説するとともに、患者さんを多角的に診ること、家族や生活背景まで診ること、地域全体を診ることの重要性を講演しました。また実際に患者さんをどのような視点で診療しているのか、様々なケースを挙げて解説して頂きました。
虚血性心疾患について
平井 寛則 名誉院長
虚血性心疾患とは冠動脈が狭くなったり、閉塞することで血流障害がおこる病気です。その原因は高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病で発症します。血流障害が起こるとどうなるのか、代表的な狭心症、心筋梗塞はどの様な病気か解説をしました。また虚血性心疾患を疑う胸痛がある時の特徴など写真やジェスチャーを交えて講演しました。
高齢者のフレイル(虚弱・衰弱)
栄養科
フレイルとリハビリ
リハビリテーション科
フレイルとは、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指します。高齢者が増えている現代社会において、フレイルに早く気づき、正しく介入(治療・予防)することが大切と言われています。管理栄養士の視点から、フレイルのセルフチェック方法と食事や栄養バランスのお話を、そして理学療法士よりフレイル予防体操の説明を行い、実際に参加者とともに体操も行いました。
上手な健康診断の利用法
健康管理・健診センター
高血圧・高脂質・肥満などが誘因となる生活習慣病は、気づかないうちに徐々に進行していくといわれており、病気の早期発見に向けて健康診断や検診は非常に重要です。健康診断・各種検診の種類や内容を解説するとともに、健康診断前日・当日の過ごし方など、健康診断・検診を上手に活用するための方法を講演しました。
インフルエンザに感染しない為に
健康管理・健診センター
インフルエンザの治療薬
薬剤科
インフルエンザは毎年冬場に流行することが多い感染症です。当院の保健師より、インフルエンザはどのような病気なのか、そして感染予防や日常生活における対策について解説しました。
認知症について
~脳と頭の体操 コグニサイズ~
リハビリテーション科
コグニサイズとは、認知(Cognition)+運動(Exercise)を合わせた意味を持つ造語です。運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症の発症を遅延させることを目的とするものです。当院の作業療法士より、認知症とはどのような病気なのかを解説しながら、実際に参加者とともにコグニサイズを体験し、行う上でのポイントも解説しました。
CTとMRIについて
放射線科
病院で一般的に行われるCTとMRI検査のそれぞれの仕組みや特徴、検査を受ける際の注意事項について、解説しました。「同じような機械の形なのに何が違うの?」「なぜCTは早く終わるのにMRIは検査時間が長いの?」など参加者から頂いた疑問に対して放射線技師より丁寧に回答しました。